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原発再稼働反対!監視テント

 

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オキュパイ大飯公判一審判決4(最終) 


前記事の続きです。



=====以下転載=====



第7 弁護人の主張に対する判断

1 緊急避難の主張に対する判断
弁護人は,被告人が本件各公訴事実記載の行為をしたとしても,大飯発電所が平成24年7月1日に原子炉を再稼働させることにより,いわゆる東日本大震災における福島第一原子力発電所の事故と同様の事故が大飯発電所でも発生し,広範囲において身体,財産等に深刻な影響を与えうるところ,被告人の行為は上記危険性を認識し,上記再稼働を阻止する意思に基づくものであり,これは実力行使以外の手段を用いた後に行ったものであって,それによって生じた被害は小さいのであるから,緊急避難が成立する旨主張する。しかし,緊急避難の成立要件としての避難行為は現在の危難を避ける行為でなければならないところ,警備会社の自動車を損壊する行為(判示第1の犯行),大飯発電所警備員に対して発炎筒を用いて脅迫する行為(判示第3の犯行),暴行を加える行為(判示第4及び第5の各犯行)又は負傷させる行為(判示第2の犯行)は,いずれも原子炉の再稼働に影響を与える行為ではない。したがって,弁護人が指摘する大飯発電所の原子炉稼働によって生じる危険性の有無等,緊急避難の要件について審理し,判断するまでもなく,被告人の判示各犯行については緊急避難の成立する余地はない。

2 正当行為の主張に対する判断
また,弁護人は,上記緊急避難の主張と同様の理由から,被告人の行為は社会的相当性を失しないものとして正当行為が成立する旨主張する。しかし,上記のとおり,被告人の判示各行為は原子炉の再稼働に影響を与える行為ではないし,再稼働阻止のための示威行為又は意見表明行為としても評価する余地はない。したがって,被告人の判示各行為はその手段の相当性を欠いていることが明らかであるから,その目的の正当性について判断するまでもなく,正当行為は成立しない。

***注釈***
原子炉の再稼働に影響を与える行為ではない
裁判長は、大飯原発ゲート前の行動は「原子炉の再稼働に影響を与える行為ではない」として、緊急避難も、正当行為も成立しないとした。つまり、これらの行為を緊急避難や正当行為であるとするには、「原子炉の再稼働に影響を与える行為」……たとえば原子炉に直接攻撃をしかけるなどしなければならない、とでも言っているかのようである。
この判決に対する川崎さんの見解 ▷ http://oikyuen.blog.fc2.com/blog-entry-38.html

この日、再起動その他の作業を行う作業員、再起動に立ち会う保安院からの検査官、マスコミ、そして再起動セレモニーに華々しく登場したかったであろう経産省副大臣牧野聖修(当時)や関西電力社長・八木誠などは、漁船を改造したような定員二十数名という小さな船で海側から発電所内に入るしかなかった。
裏を返せば、再起動にあたって原子炉に何らかのトラブルが起きるなど緊急事態が発生した場合、発電所内にいる作業員、検査員、立会人、取材にきているマスコミ等、多くの人たちが避難する経路は海側しかなく、それも定員二十数名の小さな船一隻のみしかなかったことは明らかなのである。
もし当日、裁判長の勧める「原子炉の再稼働に影響を与える行為」が行われていたら、一体…。。
********

~略~

<量刑の理由>
本件は,大飯発電所において,反対派の集会にその一員として参加していた被告人が,判示各記載の犯行を敢行した事案である。本件では,被告人が公訴事実に関して黙秘しているため,本件の動機は必ずしも明らかではないが,いずれの犯行においても被害会社又は被害者らに落ち度は全くなく本件各犯行に至る経緯について被告人に酌むべき事情は全く見当たらない。また,本件各犯行の態様は,点火した発炎筒を用いた危険性の高いものであり,判示第1に係る被害額も相当額に上っている。しかるに,被告人は,本件各被害について,何ら被害弁償を講じようとしないどころか,公判中にもたびたび不規則発言をするなどして審理を妨げる言動を繰り返しており,反省の態度は皆無である。
以上によれば,被告人の刑事責任は重いといわざるを得ないが,その一方で,判示第2の犯行に係る被害者の負傷の程度が重いものとまではいえないことや,被告人にこれまで前科がないことなどを考慮すると,被告人に対しては,その刑事責任を明確にした上で,主文程度の刑を定め,相当期間その刑の執行を猶予するのが相当と判断した。
よって,主文のとおり判決する(求刑・懲役2年6月)。

***注釈***
警備会社および警備員が、仕事であるからと言って、東京電力福島第一原発事故によっていまなお避難を強いられている人たち、被害を被っている無数の人がいるにもかかわらず、多くの人の健康や命、仕事、財産、幸福の追求を妨げかねない原発の再稼働に加担することは、果たして「落ち度は全くなく」と言いきれるのか。翻って、大飯原発の再稼働を阻止しようとした行為には、「酌むべき事情は全く見当たらない」と言いきれるのか。この一文に於いてだけでも、大飯原発ゲート前での抗議行動に至る、人の命にかかわる背景がまったく吟味されず、考慮にすら入れられていないことは、明らかである。

川崎さんによる最終意見陳述をじっくりと再読していただきたい。
http://oikyuen.blog.fc2.com/blog-entry-36.html

不規則発言:川崎さんは、不規則発言をしたくてしているのではない。要求していた資料を置く机が用意されていないから再び要求し、証人の遮蔽措置に正当な理由が見当たらないから認められないと意義を申立て、いままで何度も着ていた「再稼働反対」と書かれたTシャツを判決日に限って着てはいけないと裁判長が言い出すから、なぜだと問い返しているだけのこと。司法がまっとうに機能してさえいれば、裁判長の言うところの「不規則発言」などせずに済むのである。

また、「判示第2の犯行に係る被害者の負傷の程度が重いものとまではいえない」ことは、繰り返しになるが、検察側の証人として出廷した、診断書を書いた医師が「受傷時に特に痛みはなく、カットバンを貼っていれば治る程度のもの」と証言している。
第四回公判 医師の証人尋問 ▷ http://oikyuen.blog.fc2.com/blog-entry-20.html
********

平成25年7月17日
福井地方裁判所刑事部
裁判長裁判官  鵜飼祐充
裁判官  大村泰平
裁判官  岩佐圭祐





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オキュパイ大飯公判一審判決3 


前記事の続き



====以下転載=====

第3 金子映像の証拠能力について

1 金子映像に係る弁護人の主張
弁護人は,金子映像について,金子譲(以下「金子」という。)の居宅(以下「金子宅」という。)を捜索し,金子映像が保存されていた記録媒体を差し押えた捜索差押え(以下「本件捜索差押え」という。)は取材の自由を不当に侵害するものであって,憲法21条に反し、憲法35条が令状主義を定めた趣旨を没却するもので違法は重大であるとして,金子映像(検甲第61号証)及び同映像に基づく捜査報告書(検甲第85,第86号証)は違法収集証拠として証拠排除されるべきである旨主張するほか,金子映像については,データの記録内容や保管状況等の損壊,変容,改ざん等の可能性が否定できないとしてその信用性を争っている。

***注釈***
憲法21条
1. 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。
2 検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。

憲法35条
1.何人も、その住居、書類及び所持品について、侵入、捜索及び押収を受けることのない権利は、第三十三条の場合を除いては、正当な理由に基いて発せられ、且つ捜索する場所及び押収する物を明示する令状がなければ、侵されない。
2.捜索又は押収は、権限を有する司法官憲が発する各別の令状により、これを行ふ。
********



2 違法収集証拠に関する弁護人の主張に関する判断
(1) 証人志村直彦及び同荒川晃一の各公判供述(以下,順に「志村証言」,「荒川証言」という。)によれば,本件捜査を担当していた捜査官は,金子がインターネット上の動画サイトに「オキュパイ大飯の真実」という本件各犯行当日の状況が録画された映像をアップロードしていることに気付いたことから,金子宅への捜索差押許可状の発付を裁判所から受けた上で,平成24年10月1日,福井県小浜警察署警備課に所属する警察官である志村直彦(以下「志村」という。)らは,金子宅において,金子に対し,上記捜索差押許可状を呈示した上で本件捜索差押えを実施し,パソコン1台,外付けハードディスク3台, SDカード8枚,マイクロSDカード2枚を差し押さえ,中部管区警察局福井県情報通信部情報技術解析課に解析を依頼したところ,同課技術支援係所属の警察職員であり,携帯電話やパソコン内の電磁的記録の解析業務を担当していた荒川晃一(以下「荒川」という。)は,同月2日から5日までの間,上記押収物の解析を行い,そのうち,SDカード1枚(以下「本件SDカード」という。)について,ファイル内容を改変する機能を持たないファイナルデータ警察庁特別版というソフトウェアを用いて削除済みのファイルの復元を試みたところ,本件各犯行日時頃に大飯発電所を撮影したものと認められる動画データを復元することに成功したことから,同動画データをDVDーRに保存し,同DVDーRが金子映像を記録した検甲第61号証として証拠請求されたことが認められる。

***注釈***
「オキュパイ大飯の真実」:動画 http://www.youtube.com/watch?v=Am6nvN0nei4
********


(2) そこで,次に,本件SDカードに対する差押えが報道の自由又は取材の自由を侵害し違憲であるか否かについて検討する。

本件捜索差押え時において,金子が原発再稼働問題等の世間の耳目を集める社会事象の情報収集とインターネットメディアを通じた配信活動に一定期間従事していたことやその活動原資等に照らすと,同人がインターネット等を介して行う事実の報道の自由もまた,表現の自由を規定した憲法21条の保障のもとにあり,報道のための取材の自由も,同条の精神に照らし,尊重されるべきものであるといえる。しかしながら,取材の自由も何らの制約をも受けないものではなく,公正な裁判の実現というような憲法上の要請がある場合や,公正な刑事裁判を実現するために不可欠である適正迅速な捜査の遂行という要請がある場合には,取材の自由もある程度の制約を受ける場合があることはやむを得ないものいうべきである。そして,このような要請から事実の報道に関する取材結果に対して差押えをする場合において,差押えの可否を決するに当たっては,捜査の対象である犯罪の性質,内容,軽重等及び差し押さえるべき取材結果の証拠としての価値,ひいては適正迅速な捜査を遂げるための必要性と,取材結果を証拠として押収されることによって報道の自由が妨げられる程度及び将来の取材の自由が受ける影響その他諸般の事情を比較衡量して判断すべきである(以上につき,最高裁平成2年7月9日第二小法廷決定・刑集44巻5号421頁参照)。
~略~
他方,金子映像は,本件捜索差押え時までに編集され,編集済みの部分についてはインターネット上の動画サイトで公開された上で,本件SDカードに保存されていた同映像のデータは金子自身が不要と判断して本件捜索差押え時には既に削除されていたのであるから,本件捜索差押えにより金子が受けた不利益は,金子映像をインターネット等を介して広く世間に伝える機会が奪われるというものではなく,将来の取材の自由が妨げられるおそれがあるという不利益にとどまる。この点,金子は,本件捜索差押えのあった平成24年秋以降,取材現場で抗議行動家にカメラを向けると非難され撮影を拒否されるようになった旨述べている。しかしながら,仮に,金子が取材活動を行うに当たってそのような変化があったとしても,本件捜索差押えとの結び付きは,「平成24年秋以降」という漠然とした時期的な符合しかない上,金子自身も,本件捜索差押えが原因だと考える根拠を検察官から問われた際,今回の押収だけが原因の全てだとは言っていないと供述するに止まり,直接的かっ具体的な結び付きは何ら示せていない。このような事情を総合すると,本件捜索差押えは,適正迅速な捜査の遂行のためやむを得ないものであり,金子において受けうる不利益は未だ受忍すべき域を超えたものではないというべきである。
~略~

***注釈***
このようがことが罷り通るのであれば、報道の自由は守られない、ということになる。
家宅捜索を強制的にされ、取材した素材および機材を押収され、物理的に取材に支障を来したこと、また、この家宅捜索を受けたことにより、現場での取材をしにくくなったことなどから、金子氏は多数のジャーナリストの協力を得て、国家賠償訴訟の準備を進めている。
******




続く



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オキュパイ大飯公判一審判決2 


前記事の続き



=====以下転載=====

<事実認定の補足説明及び弁護人の主張に対する判断>

第1  本件各公訴事実に対する被告人の認否及び弁護人の主張等
被告人は,公判廷において,本件各公訴事実については完全に黙秘する旨述べているところ,弁護人は,大要,①本件各公訴事実についてはいずれも犯罪であることの立証がなく,②仮に,犯罪であることの立証があるとしても,犯人が被告人であることの立証がなく,③更に,被告人が犯人であるとしても,その行為は緊急避難又は正当行為に該当し,無罪である,旨主張する。そこで,以下,第2及び第3において,弁護人が証拠能力を争い証拠排除を要求している被害者及び目撃者の各公判供述並びに本件各犯行事実が撮影されたものと認められる検甲第61号証のDVDーR(以下,同記憶媒体に保存された画像データを「金子映像」という。)の各証拠能力等についてまず検討した上,次に,第4において,本件各犯行現場の状況を,第5において,犯人性を除く本件各公訴事実に係る被害事実の存否に関する判断を,第6において,第5で認定した各犯行に係る犯人と被告人との同一性について判断し,その上で,第7において,弁護人主張に係る違法性阻却事由に関する判断を行うこととする。

第2 刑訴法157条の3の遮へい措置を採った証人の公判証言の証拠能力について

弁護人は,当裁判所が当公判廷において実施した警備員らの証人尋問に際し,証人と被告人及び証人と傍聴人とが相互に相手の状態を認識することができないような措置(以下「遮へい措置」という。)を採る旨決定した点について,反対尋問権や防御権等を侵害するものであるから,上記各証人の公判供述についてはいずれも証拠排除すべきである旨主張するが,遮へい措置について定める刑訴法157条の3が証人審問権について定めた憲法37条2項に違反するものではないことは,最高裁判所の判例(最高裁平成17年4月14日第一小法廷判決・刑集59巻3号259頁参照)に照らして明らかであるところ(なお,上記各証人のうち一部の証人尋問については,被告人の在廷していない公判廷において実施されているが,これは被告人が審理を妨げたことにより法廷の秩序維持のため退廷させられたことによるものであるから,被告人が自らの責任において反対尋問権を喪失したものというべきであるし[最高裁昭和29年2月25日第一小法廷判決・刑集8巻2号189頁参照],本件では,上記退廷の間も被告人の弁護人が終始証人尋問に立ち会い,かっ被告人のためにその証人を尋問するなど被告人の反対尋問権は弁護人によって行使されていたのであるから,被告人自身がその審問に立ち会っていなかったとしても何ら問題となるものではない。),本件各犯行が大飯発電所の原子炉の再稼働に反対する多数の反対派(以下「反対派」という。)が集合して後述の宮留ゲートを車両等により強行的に封鎖する騒動の中で,警備会社の業務車両が焼燥されたり,警備員が犯人から点火した発炎筒を突きつけられるなどして暴行や脅迫を受けたという事案であることに加え,当審第1回公判期日以降,反対派であり被告人の支援者と見受けられる傍聴人が相当数傍聴していることに照らすと,本件において,当裁判所が相当であると判断した上で、遮へい措置を採った点は,裁判所の裁量権を何ら逸脱するものとはいえず,訴訟手続の法令違反があるとはいえないから,警備員らの上記各証言の証拠能力に何ら問題はなく,弁護人の上記主張には理由がない。

***注釈***
刑訴法157条の3
1. 裁判所は、証人を尋問する場合において、犯罪の性質、証人の年齢、心身の状態、被告人との関係その他の事情により、証人が被告人の面前(次条第 1項に規定する方法による場合を含む。)において供述するときは圧迫を受け精神の平穏を著しく害されるおそれがあると認める場合であって、相当と認めると きは、検察官及び被告人又は弁護人の意見を聴き、被告人とその証人との間で、一方から又は相互に相手の状態を認識することができないようにするための措置 を採ることができる。ただし、被告人から証人の状態を認識することができないようにするための措置については、弁護人が出頭している場合に限り、採ること ができる。
2.裁判所は、証人を尋問する場合において、犯罪の性質、証人の年齢、心身の状態、名誉に対する影響その他の事情を考慮し、相当と認めるときは、検察 官及び被告人又は弁護人の意見を聴き、傍聴人とその証人との間で、相互に相手の状態を認識することができないようにするための措置を採ることができる。

憲法37条2項 刑事被告人は、すべての証人に対して審問する機会を充分に与へられ、又、公費で自己のために強制的手続により証人を求める権利を有する

遮蔽措置/退廷;第二回公判(1月10日)では、証人の遮蔽措置は取られていなかったにもかかわらず、検察からの要請により、唐突に遮蔽措置が決まったのが1月18日。そして1月22日の第三回公判では、証人席が、被告からも傍聴席からも見えないように、大仰に遮蔽されることになった。これに対し、被告である川崎さんは「ボクシングで言えば3ラウンド目になって、どうも自分たちのが不利だからルールを変えてくれと言っているようなものだ」と、訴えるも裁判長は認めず、数度のやりとりのあと、川崎さんはこのような不当な公判を成立させまいと弁護人2人を解任。しかし裁判長は被告人の権利である弁護士の解任すら認めず、川崎さんに退廷を命じた。
詳細は、http://oikyuen.blog.fc2.com/blog-entry-19.html

また、遮蔽措置によって証人からも被告の姿が見えないにもかからず、ある証人は、「そうです、この人です」と、被告人席のほうに向かって言うという一幕も…(この一点だけを見ても、証言に信憑性があるとは思えないのだが)。

反対派であり~:証人の遮蔽措置のみならず、福井地裁の駐車場には、毎度、機動隊の車輌が止まっていた。福井地裁は、傍聴に集まった人たちが一体何をすると恐れているのやら…。この”偏見”に、傷ついた者も少なからずいる。
********




続く




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オキュパイ大飯公判一審判決1 


川内をはじめとして、大飯、高浜、伊方と強まる原発再稼働の権力からの「攻勢」!

如何に再稼働阻止を闘うか!
ひとつの参考になるかと思います。

大飯弾圧救援ブログからの転載、長文なので数回に分割掲載します。



=====以下転載=====

オキュパイ大飯公判の、「判決文」です。
非常に長いため、一部抜粋して掲載し、各所に勝手な”注釈”を入れています。
司法の現状とはどのようなものか、ぜひ、じっくりとご一読ください。

このような判決に納得できるわけもなく、即時、控訴しました。
控訴審は、名古屋高裁金沢支部にて開かれます。
日程など明らかになり次第、当ブログにてお知らせします。
今後とも、ご支援、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

ーーーーーーーーーーーーーー

主    文

被告人を懲役2年に処する。
未決勾留日数中50日をその刑に算入する。
この裁判が確定した日から4年間その刑の執行を猶予する。
訴訟費用は全部被告人の負担とする。


理    由

<罪となるべき事実>

被告人は,
第1  平成24年6月30日午後3時30分頃,福井県大飯郡おおい町大島47字峠口8番所在の関西電力株式会社大飯発電所(以下「大飯発電所」という。)敷地内新吉見トンネル南側出入口付近路上において,同所に駐車中の小型貨物自動車(当時日通商事株式会社所有,同年9月4日以降は株式会社アイビッグス所有。以下「本件業務車」という。)内に,点火した自動車用緊急保安炎筒(以下「発炎筒」という。)を放置して、同車インストルメントパネル部分等に燃え移らせて焼損(損害額76万5859円相当)し,もって他人の器物を損壊し

第2 上記日時頃,上記場所において,警備員◯◯◯◯(以下「◯◯」 という。当時32歳)に対し,その左上腕部に点火した発炎筒を押し当てる暴行を加え,よって,同人に全治2週間の左上腕部熱傷の傷害を負わせ

第3 同日午後3時31分頃,同町大島48字井上2番所在のエルパークおおい「おおいり館」第一駐車場(以下「PR館駐車場」という。)出入口付近路上において,約2. 4メートルの距離で正対した警備員△△△△(以下「△△」という。当時38歳)に対し,点火した発炎筒の筒先を同人の上半身に向けて横に振り回しながら,「おら,燃やすぞ。」などと叫び,もって同人の身体等にいかなる危害をも加えかねない気勢を示して脅迫し

第4 同日午後3時32分頃,同町大島40字堤下22番所在の大飯発電所宮留警備員詰所(以下「詰所」という。)付近路上において,約1メートルの距離で、正対した警備員◎◎◎◎(以下「◎◎」 という。当時47歳)に対し,点火した発炎筒の筒先をその胸元辺りに向けて約3回突き出す暴行を加え

第5 同日午後3時35分頃,詰所受付カウンター台(以下「受付カウンター台」という。)付近において,詰所内にいた警備員◉◉◉◉(以下「◉◉」という。当時57歳)に対し,同詰所の2枚引き違い小窓(以下「詰所小窓」という。)を通して点火した発炎筒を投げつけ,同人の左前大腿部に当てる暴行を加えたものである。

***注釈***
「全治2週間の左上腕部熱傷の傷害を負わせ」とあることについて、検察側証人として出廷した診断書を書いた医師が「受傷時に特に痛みはなく、カットバンを貼っていれば治る程度のもの」と証言している。
第四回公判 医師の証人尋問 ▷ http://oikyuen.blog.fc2.com/blog-entry-20.html

続く


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「吉岡史郎さんを偲ぶ三回忌の集い」案内 

【お知らせ】
 大飯原発監視テント、オキュパイ大飯、大阪市役所前監視テントの闘いを行うにあたってその精神的支柱であった故吉岡史郎さんが闘いの渦中で急逝したのは2年前の12月4日でした。今、闘いの舞台は違えど、故吉岡さんの遺志をそれぞれの場で継承しようとしている有志の方々が「吉岡史郎さんを偲ぶ三回忌の集い」を呼びかけておられます。
「原発再稼働反対!監視テント」のクマさんも呼びかけ人になっています。
故吉岡史郎さんが自らの死をかけて闘いとろうとした遺志を引き継ぐべき私たち=原発再稼働反対!監視テントは 「三周忌の集い」に連帯します。


*「革命家の生前には、~たえまない迫害を彼らにむくい、野蛮このうえない敵意、凶暴あくなき憎悪、嘘と中傷の乱暴きわまる攻撃~死後には~内容を去勢し~卑俗化するとともに~無害な聖像に変え~聖列にくわえ~企てがなされる」(省抜・レーニン「国家と革命」)

上記「集い」の呼びかけ文をいかにそのまま引用します。参加を申し込まれる方は、監視テントで呼びかけ人になっていただいた須藤光郎=通称クマさんへご連絡いただければありがたく思います。
連絡先:Tel 080-4344-6312  Mail mitsuro0sudo@gmail.com


吉岡史郎さんを偲ぶ三回忌の集い 

 年も押し詰まってまいりました。皆様方におかれましては所期の課題にご奮闘のことと思います。
 早いもので、私達の共通の友人である吉岡史郎(奥田満)さんが亡くなってから、12月4日でまる2年の歳月がたちます。吉岡さんは70年安保・沖縄闘争の過程で闘いに決起し、その後の人生を革命家として貫いた不屈の闘士でした。3・11福島原発事故に際し、革命家人生の最後の課題をここに定め経産省テントから大飯再稼働阻止テント・大阪ガレキ焼却阻止テントと東奔西走の闘いをくりひろげ、
その過程で2012年12月4日、帰らぬ人となりました。
 私たちが吉岡さんを知る時期・契機はさまざまです。70年安保・沖縄決戦の時代、69年の破防法適用攻撃との闘いの中で、革命運動のあらゆる分野において、その最先頭で闘いぬき、その後の全逓労働運動への参画、3・14決起と革共同安田・清水体制との決別、9条改憲阻止の会・反原発闘争の時代。みんな吉岡さんとともに闘ったことを今も誇りにしています。
 権力に対する怒りは人一倍強く、仲間をいたわる優しさにあふれ、誰とでも議論をして運動世界に引き込んでいった吉岡さん。そして、スキーが好きで、人一倍お酒の好きな人でした。その吉岡さんが、2012年反原発闘争のさなか、第二次安倍政権の登場前に斃れたことは本当に無念でした。私たちの持ち場は違いますが、この国が再び戦争をすることは許されないと考え、吉岡さんの遺志をうけついでいきたいと思います。3回忌の集いは、ともに闘ってきた人々が、吉岡さんの好きだったお酒を飲みながら、吉岡さんの人柄を語り合える場にできればと思います。
 ここに「吉岡史郎さんを偲ぶ三周忌の集い」のご案内をしますので、仲間を誘い合ってご参加ください。
 暮れのあわただしい時期ですが、吉岡さんとともに闘った日々を語り合えたらと思います。何十年ぶりの方もいるかもしれませんが、皆様のご参加をお待ちしております。

                                             2014年11月


日時  12月21日(日)  14時半から17時(早めのご来場歓迎、二次会は別途)

場所  港合同・田中機械ホール (大阪市港区南市岡8丁目  JR・地下鉄「弁天町駅」より南へ10分)

会費  3000円 (3000円以上の方、酒食持参・持ち込みの方など大歓迎です)

参加申し込み  12月20日までに、呼びかけ人か事務局までご連絡ください。

呼びかけ人(順不同)
田中徹(小児科医) 赤松英一(友人・元京大) 丸太孝義(友人・元立命館大)
伊藤義郎(高校時代の友人) 長谷川恵一(高校時代の友人)
寺田道雄(反戦共同行動・きょうと) 松原康彦(三里塚決戦勝利関西実行委員会)
福田良典(経産省テントひろば) 須藤光郎(クマ、再稼働阻止監視テント)
金治明(沖縄・リサイクルショップ「ジュゴンの海」店長) 松田耕典(2012年関電前弾圧被告)
事務連絡先 090-9213-5291 松田  Eメールm-kotenn@cc.ne.jp

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